株式会社一龍陶苑
Ichiryutoen Co.
江戸後期創業で波佐見焼発祥の一つ陶郷中尾山の窯元。
「器作りは喜びつくり夢創り」を基本理念に日用食器から業務用食器までお客様の要望に応える提案力と物作りの会社です。
又、自社オリジナル商品は笑顔溢れる食卓に温もりを届ける事を使命に日々取組んでおります。
歴史
HISTORY
江 戸 後 期 | 初代清兵衛創業 小吉・龍太郎・忠一・尚・龍太 |
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昭和28年 7月4日 | 法人設立有限会社一龍製陶所 |
〃 33年 6月 | 一瀬龍太代表取締役就任 |
〃 46年 4月 | 有限会社一龍陶苑に名義変更 |
〃 63年10月 | 株式会社一龍陶苑に組織変更 |
平成15年 4月 | 本社、創作工房「くらふと龍」オープン |
〃 20年 9月 | 鹿山工場、ノリタケローラーハース・キルン導入 |
〃 22年 8月 | 一瀬龍宏代表取締役社長就任 |
経営理念
PHILOSOPHY
『器作りは 喜びつくり 夢創り』
*私たちは安心安全な器を通しお客様に笑顔と満足を提供します。
*私たちは相互理解を深め信用信頼される会社になります。
*私たちは波佐見を愛し地場産業の担い手として地域貢献に努めます。
波佐見焼について
波佐見焼の歴史は江戸時代の始まりと同じく約400年前に遡ります。当時から高級品だった磁器を大量に生産する事により価格を抑え庶民の器として親しまわれました。その代表的な食器が「くらわんか碗」です。
長い歴史を誇る波佐見焼が近年まで一般的には知られていなくて不思議に思う方も多いと思いますが、それもそのはず20年程前までは「有田焼」として全国に出荷されていたのです。佐賀県との県境にある波佐見町では“庶民の日用食器としての有田焼”を日々生産してきたのです!
しかしながら21世紀の始まりとなる2000年頃に全国的に問題となった食品の産地偽装問題が発生しました。これを境に正確な産地表示を求められる様になったのです。
圧倒的知名度を誇る有田焼ブランドを使えなくなった時からが波佐見焼の再スタートです。当初はかなり苦戦しましたが、長崎県や町を始めとする関係各位がそれぞれの持場で波佐見焼の知名度向上に取組んできました。
生み出す商品もトレンドを重視したおしゃれな食器から伝統技術を駆使した贈答品まで各窯元商社が互いにしのぎを削っているのが現代の波佐見焼です。